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世界の偉人伝 ネルソン・マンデラ

 

映画「マンデラの名もなき看守 (2007)」残念ながら有料なのでここに紹介することができません。
南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラの“囚われの27年間”にスポットを当てた感動作。政治活動家として刑務所生活を強いられたマンデラと、彼との接触によって社会を見つめ直す白人看守グレゴリーの交流が描かれる。

(あらすじ)

アパルトヘイト政策により、黒人が差別されている1968年の南アフリカ。白人看守のグレゴリーは、マンデラが収監されているロベン島の刑務所に赴任。マンデラの故郷の言葉であるコーサ語を操ることができるグレゴリーは、マンデラらの秘密の会話をスパイするよう命じられる。
「マンデラの名もなき看守」偉人の影響をポジティブに受け入れる人物もまた偉大なのだ
 南アフリカでの人種隔離政策(アパルトヘイト)は冷戦終焉に呼応するように1990年代に入ってようやく終止符を打ち、ほぼ30年ぶりに釈放されたネルソン・マンデラの姿を僕らは目撃した。タフで聡明な闘士として半ば伝説化していた彼は、つねに温和な笑顔を浮かべ、白人への復讐めいた行動をとることなく人種間の長く激しい対立を融和する方向へと国を舵取りし僕らに感銘を与えた。そのマンデラ自身が公認した初の映画は、彼の釈放までを描きつつ獄中生活の子細を描く内容ではない。いかにも人種間対立の解消を目指した彼が伝えたかった物語に相応しく、当初はゴリゴリの黒人差別主義者だった白人の看守が、マンデラと接するうちに考えを改め、彼と友情を育むプロセスがそこで描かれる。

 

彼の切手


 

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