悲運に翻弄され短い人生を終えた作曲家Mozart
１７９１年１２月５日、午前０時５５分、３５才の短い生涯を閉じたモーツァルトの遺体は、シュテファン大聖堂へ運ばれ、大作曲家にふさわしいとは思えない粗末な葬儀が執り行われました。 そして遺体が埋葬された聖マルクス墓地への最後の旅をしますが、悪天候の中、見送った者もごくわずかで、誰一人付き添う者もいない淋しいものだったのです。(from　google)　共同墓地のどこに埋葬されたか分からないというのが事実のようです。死体はただ墓堀掘人の一人によってセント・マルクス墓地の中の共同貧民墓地に葬られ、数十日後にはその正確な場所さえ不明になった。(以上山田風太郎「人間臨終図鑑１」より引用)

　幼少のころから神童と謳われた彼は恵まれた生活を送りギャンブルに夢中になったり放逸な生活を送って遊び過ごした時期もあったようだけれど、ヨーロッパ諸国を父親と一緒に演奏の旅を続けていたのが、父親が亡くなった頃から人生下り坂になり、特に晩年は困窮を極め今夜の食事もとれない空腹の中、楽譜を出版社に買って貰うべく懸命に曲を作っていたようです。ですからよく聞いていると彼の曲は明るいけれど決して楽しい曲ではない。寂しさを堪えてるようにも思える。
→https://www.youtube.com/watch?v=Ze5T4HWgXEQ
→https://www.youtube.com/watch?v=bXMRoM18gjo
→https://www.youtube.com/watch?v=gb4FLHRpsVs
→https://www.youtube.com/watch?v=eDrVtXPpuRI　

元長野日大高校学園長であられた山崎隆晴先生がもしオーボエ奏者になっていたら多分こんなであろう。

モーツァルトの生涯

PianoQuartet No.1 K478→ https://www.youtube.com/watch?v=FpK1tjbeeA0
ｃｌarinetquintettK581→ https://www.youtube.com/watch?v=xTNbclgU3h4

　

→https://www.youtube.com/watch?v=hc11FXGy1k4
→https://www.youtube.com/watch?v=Rb0UmrCXxVA
→https://www.youtube.com/watch?v=iUohO2MSot8
→https://www.youtube.com/watch?v=54h8TxJyNy0
→https://www.youtube.com/watch?v=FpK1tjbeeA0

→https://www.youtube.com/watch?v=9gOYCHerDqM

　

作曲家の中で最も支持を集めたのはモーツァルト。透明な美しいメロディーは、先の見えない時代に安らぎを与えてくれる。生活苦だった彼がなぜこんなに美しい曲を書けたのだろう。

ピアノ曲も協奏曲も交響曲もオペラも好き(大阪６２才女性)、軽やかで楽しい作品から、重厚な作品までバラエティーに富んでいる。お気に入りは「レクイエム」。とても長い曲なのに全く退屈せず、変化に富む美しい音に魅せられた(千葉、４４才女性)などの声が寄せられた。愚生も全く同感である。以下略。from 朝日新聞2022年(令和4年)2月12日